平成二十三年度 出陣ねぶた
商工会議所会頭賞
田村麿[たむらまろ]妙見宮[みょうけんぐう]の鬼面 」

 征夷大将軍 坂上田村麿は、陸奥[みちのく]へと攻め入った。 この「蝦夷[えぞ]征伐」に対し徹底抗戦したのが津軽蝦夷[つがるえみし]であり、その反撃は大いに田村麿を悩ませた。 そこで田村麿は北天に輝く北斗七星に先勝を祈ると、夢枕に妙見菩薩が現れ、「仮面をかぶって征圧せよ」と七個の鬼面を授かった。 この鬼面をもっての攻撃で勝利した田村麿は、蝦夷[えぞ]平定後これを納めて妙見宮として崇め祀ったという。 これが現在の大星[おおぼし]神社である。

 妙見宮は北斗七星ともいわれるが、青森市の市章はこの星に由来するものであるという。

 東北新幹線新青森駅開業を祝し、七鬼面と田村麿の勇姿に、ふるさとの発展を祈り願うものである。

解説/竹浪 比呂夫