平成三年度 出陣ねぶた
市長賞
「 為朝誉弓勢 」

 源為朝は都を追われ、九州で鎮西八郎と称した。その後伊豆大島に流され、さらに伊豆諸島の男児ヶ島へと渡った。

 男児ヶ島は、赤鬼のような風貌の鬼夜叉が支配する島。為朝は鬼夜叉の前に立ち、鏑矢で海岸の大巖を見事に打ち砕いてみせた。 以後、鬼夜叉は為朝に仕え、生涯を共にした。

解説/竹浪 魁龍